東京11Rの
ジューンステークス(3歳以上3勝クラス・芝2400m)は6番人気
エリカヴァレリア(
田辺裕信騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分25秒3(良)。半馬身差の2着に2番人気
ハーツコンチェルト、さらにハナ差の3着に3番人気
サトノクロークが入った。
エリカヴァレリアは美浦・
久保田貴士厩舎の6歳牝馬で、父
オルフェーヴル、
母オヴァンボクイーン(母の父
Kalatos)。通算成績は17戦4勝。
レース後のコメント
1着
エリカヴァレリア(
田辺裕信騎手)
「調教も乗っていないので今日が初めてでしたが、乗りやすかったです。前走は行き場を失っていたので、もっとやれそうな感じがありましたし、ロスなく行ければ面白いと思っていました。直線で反応してくれたのも力をつけているからだと思います」
(久保田調教師)
「馬が本格化してきましたね。東京で切れる脚を使えるのは、力をつけているからです。田辺騎手もレースを観てくれていて、上手く乗ってくれました。最後はハンデの4kg差も良かったと思いますが、強い相手に勝ち切れましたし良い内容でした。良いスタートのわりに位置が下がりますから、現状は2000m以上が良いと思います。正攻法の競馬ができるようになれば、もっと良くなると思います」
2着
ハーツコンチェルト(
菅原明良騎手)
「4コーナーから出していく形でしたが、終いはよく来ています。前走は少しかかっていましたが、ブリンカーを外したぶんでしょうか、折り合いも良かったです」
3着
サトノクローク(
戸崎圭太騎手)
「展開の助けが欲しいタイプです。囲まれた方が良く、その形が取れました。先頭に立つとファイトが甘くなるところがあるので、併せ馬の形ならもっと良かったです」
4着
アームブランシュ(
吉田豊騎手)
「無理せずにあの位置が取れましたし、久々に良い競馬ができました。前走は勝ちましたが、展開が楽で、競馬としてはチグハグでした。まくって来る馬がいて、かかりそうになりましたが、そこで我慢してリズムも良く運び、もう1度頑張ってくれました。ゲートもこれくらい出てくれるといいですね」
6着
オープンファイア(
C.ルメール騎手)
「距離が少し長いですね。2000〜2200mまでだと思います」
ラジオNIKKEI