9日の東京4R・3歳未勝利は外から伸びた4番人気ズイウンゴサイ(牡＝武市)が差し切り勝ち。今年3月2日にデビューした大江原比呂(19＝武市)は89戦目で記念すべきJRA初勝利を挙げた。

　「長く乗せていただいている馬で勝つことができてうれしく思います。また、お世話になっている武市康男先生の管理馬で勝つことができてうれしいです。少し乗り難しいところがありますが、日頃から助手さんが丁寧に調教をつけてくださったおかげで、この馬も徐々にレースのしやすい馬になってくれていたので自信を持って乗ることができました」と笑みを浮かべた。レース後のセレモニーには元騎手で元調教師の祖父・大江原哲さんも駆けつけ祝福。哲さんは「自分が競馬の社会にいなくても、どんなおじいちゃんでもうれしいんじゃないかな」と目尻を下げていた。

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