牝馬限定のハンデG3「第29回
マーメイドS」(芝2000メートル)は16日、京都で行われる。
96年に創設され、当初は負担重量が別定だったが06年にハンデ戦に変更。それ以降の勝ち馬18頭のうち8頭が前走3勝クラス組で、前走2勝クラス組も2頭いた。前走条件戦組はハンデの恩恵があり、逆にオープン特別や重賞で好走しているメンバーにとってはハンデとの闘いにもなる。10日に発表されるハンデに注目だ。
ミッキーゴージャスは昨秋の
夕月特別、
修学院S、今年初戦の
愛知杯と3連勝で重賞初制覇。牡馬相手の前走
大阪杯は14着に敗れたが、それもいい経験になったはず。この舞台は
修学院Sで経験済み。適度に間隔を空け、稽古の動きはいい。牝馬限定に戻って2度目のタイトル奪取を期す。
コスタボニータは前走
福島牝馬Sで重賞初制覇。しまい、ひと押しが利いた。3走前の
愛知杯が
ミッキーゴージャスより1キロ重いトップハンデタイ55キロを背負ってコンマ2秒差3着。あの内容なら2000メートルでも割り引かなくていい。
エーデルブルーメは祖母が
ビワハイジで名牝
ブエナビスタのめいっ子にあたる良血。3勝クラスの勝ちっぷりが良く、軌道に乗った。
セントカメリアは牡馬相手の
都大路Sで3着。しまいの脚に磨きがかかっている。
スポニチ