強力牡馬が集結した
大阪杯で大敗も、自身、初めての斤量56kgを背負ってのもので、悲観する内容ではない。その後はここを目標に乗り込まれて順調な仕上がり。牝馬同士の重賞なら巻き返しは容易だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■6/16(日)
マーメイドS(3歳上・牝・GIII・京都芝2000m)
ミッキーゴージャスのデビューは3歳になってから。それでもいきなりデビュー勝ちを収めて、続く1勝クラスも連勝。その後、果敢に挑んだ
オークスこそ惨敗したが、重賞初挑戦がGIだったのだから仕方がない。そこからメキメキと力をつけて3連勝と成長著しい。
大阪杯は牡馬相手と斤量増が敗因。牝馬限定戦の重賞なら
愛知杯に続くタイトル奪取が可能だ。鞍上は
浜中俊騎手。
5歳を迎えてようやく重賞初勝利を挙げた
コスタボニータは今が充実期。その前走は道中の不利がありながらで、クビ差辛勝でも非常に中身の濃い勝利だった。非凡な根性とレースセンスの良さが強調点。今の勢いなら怖い存在だ。鞍上は
岩田望来騎手。
その他、重賞経験が豊富で、2歳時にあの
リバティアイランドを負かした実績馬
ラヴェル、前走が牡馬相手に鋭い脚を駆使して3勝クラスを脱した
エーデルブルーメ、格上挑戦の身で
ミッキーゴージャスに肉薄した
タガノパッション、2000mでの実績十分で勢いのある
ベリーヴィーナスらも差はない。発走は15時35分。