「
マーメイドS・G3」(16日、京都)
福島牝馬Sに続く重賞連勝へ態勢は万全だ。
コスタボニータが12日、栗東坂路で追われた。1週前にしっかり負荷をかけられており、この日は調整程度ながら4F54秒6-39秒9-12秒1をマーク。落ち着きがあり、軽快な脚さばきだった。杉山佳師は「ゆったり大きく走れていましたし、しまい1Fの伸びも以前より良くなっている感じがします」と納得の表情を浮かべた。
今年は
愛知杯3着、中山牝馬S5着、そして前走で重賞初勝利を挙げた。師は「直線で切り返した時は届かないかと思ったけど、いい末脚を発揮してくれましたね」と振り返る。重賞Vを経験して「
テンションの高いところがなくなってきて落ち着きが出てきました」と成長を感じている。
今回は初めての京都コース。「スタートが良くて、ある程度のポジションで流れに乗れるという良さがあるので、舞台は合っていると思う」と期待を寄せる。秋にG1舞台に出るためにも、ここでしっかりと結果を出す。
提供:デイリースポーツ