「
マーメイドS・G3」(16日、京都)
父の日に娘である
永島まなみ騎手(21)=栗東・高橋康=から重賞初制覇(
アリスヴェリテ)という“贈り物”をもらった園田の元騎手でもある太郎調教師。「ビックリしました。レースは(鳥取県の)大山ヒルズで馬を見た帰りのパーキングで車を止めてテレビで見ました。4コーナーを回るときの馬の雰囲気が良かったので、ひょっとしたらと思ったのですが、ゴールに入るまでは分かりませんでした」と喜びで声を弾ませた。
「LINEで“おめでとう”と送ったら、“ありがとう”と返ってきました。そもそも僕は(騎手時代にJRAでは)5着が最高ですし、デビュー戦(まなみは
フェイトリッパー4着)で既に超えられていますからね」と“自虐気味”に明かす。「努力する姿は見てきていますが、まだまだこれからだと思います」と、さらなる飛躍を期待してエールを送った。
自身の5歳年上で、娘の先輩でもある
武豊騎手(55)=栗東・フリー=が園田の交流競走に参戦した際の逸話も披露。名手に「頑張っているね」と娘をたたえられ、「まだまだです」と返すと、「おまえが言うな(笑)」とツッコまれるなど、親交のある先輩後輩の2人ならではのエピソードも明かしていた。
提供:デイリースポーツ