6月26日(水)に
大井競馬場、ダート2000mで行われる
帝王賞。出走予定馬の最終発表は6月20日となっているが、すでに発表されている選定馬の
メイショウハリオ(栗東・
岡田稲男厩舎)。今朝19日はレースに向けた追い切りを行っている。
朝一番のCW。
浜中俊騎手が跨って、
アンテロースを追走する併せ馬。6F標識で3馬身ちょっと追いかける形だったが、道中でその差をじわじわと詰めていくような走り。6F標識を通過した時から15秒を切るラップを踏んでいたので、時計的な負荷は強かったはず。
それでも4コーナーから最後の直線に抜けてくるところで楽に前へ追いついたが、相手の手応えもまだまだ楽。ラスト1F標識手前で一度前に出たと思ったが、標識を過ぎて抜き返されて、またゴール前で追い抜くという抜きつ抜かれつの攻防。最後は同入かなという体勢だった。
時計は6F79.8〜5F65.4〜4F51.3〜3F36.8〜2F23.1〜1F11.7秒。2022年、2023年と
帝王賞を連覇しているが、6F時計は昨年の同時期追い切りより速い。この点は昨年とローテーションの違いもあるので、強い負荷をかけることができたと評価したいところだが、併せ馬は昨年が楽に先着で今年はやっとの同入。ここをどう判断するかだろう。
(取材・文:井内利彰)