◇Jpn1・
さきたま杯(2024年6月19日 浦和ダート1400メートル)
今年からJpn1に昇格した「
さきたま杯」は、断然1番人気に支持された
レモンポップ(牡6=田中博)が制し、貫禄を見せつけた。
レモンポップは父レモンドロップキッド、母アンリーチ
エイブル(母の父ジャイアンツ
コーズウェイ)の血統で通算16戦11勝。G1・
フェブラリーS、Jpn1・
南部杯、G1・
チャンピオンズカップに続く4つ目の
ビッグタイトル獲得となった。
騎乗した坂井は「この馬のリズムで走ることだけを考えていた。(自身の騎乗では)日本でこの馬で負けたことなかったので、負けないと思っていた。小回りもこなしてくれた。どんな条件でも国内では負けていない。負けないところが強いところ」と胸を張った。
▽
さきたま杯 1997年にサラ系4歳(現3歳)から10歳(同9歳)までの馬による中央・地方全国交流重賞(G3、2007年からJpn3表記。11年からはJpn2に格上げ)として創設。競走条件は03年から3歳以上、05年からは4歳以上となった。今年から秋の
JBCスプリント(Jpn1)に対して、古馬ダート短距離戦線上半期の最大目標として整備される一環でJpn1に昇格した。
スポニチ