◆ウインラテアート(20日・浜口)

　来週29日の函館・2歳新馬(ダート1000m)でデビュー予定のウインラテアート(牝2歳、美浦・宗像、父ジョーカプチーノ、母オーミポルカ)がこの日、函館Wで5F68秒1-12秒0を馬なりで記録。肉づきが良く、コンパクトにまとまった馬体はいかにも短距離に向いており、日を追うごとに動きの質も上がってきた。楽しみな一頭だ。

◆ダノンシーマ(20日・竹村)

　ダノンシーマ(牡2歳、栗東・中内田、父キタサンブラック、母インクルードベティ)がこの日、栗東CWで3頭併せを行った。併走相手2頭の間に入る形だったが、仕掛けている相手に対して馬なりでスッと加速。1F11秒7をマークし、ゴール板を駆け抜けた。今月上旬から乗り込みを開始し、着実に調教ピッチは上がっている。1歳セレクトセールで3億4100万円(税込み)の高値がついた良血馬。今後どんな成長を遂げるのか楽しみだ。

◆スリールミニョン(20日・安里)

　4月のブリーズアップセールで、牝馬最高額の2145万円(税込み)で取引されたスリールミニョン(牝2歳、栗東・高橋康、父ミスターメロディ、母ルミノハレブタイ)。「セール出身ということもあってケイコは抜群に動きますね」と、西岡助手も仕上がりの良さをアピール。7月7日の小倉新馬戦(芝1200m)を永島騎手で予定。

◆ロイヤルバジリック(20日・石渡)

　ロイヤルバジリック(牡2歳、美浦・堀、父ドゥラメンテ、母ザマッケムブレット)が入厩。本日、美浦坂路を軽めのキャンターで登坂。まだ全体的な緩さが残っているが、力感十分のフットワークは好印象。今後の動向に注目したい。

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提供：デイリースポーツ