今週の日曜日は、京都競馬場で
宝塚記念(GI・芝2200m)が行われます。
過去10年の
宝塚記念では、前走で国内外のGIに出走していた馬が8勝2着6回3着9回と良績が集中しています。その中でも
天皇賞(春)(GI)や
大阪杯(GI)、
ドバイシーマクラシック(G1)から参戦してきた馬には注目したいところです。
過去10年の
宝塚記念で前走
天皇賞(春)だった馬は3勝2着3回3着3回、前走
大阪杯に出走していた馬が2勝2着2回3着1回、前走
ドバイシーマクラシックだった馬が2勝2着1回3着1回となっていますので、この3レースから参戦してきた馬が中心となりそうです。
ただ、注意したいのはこれらのレースから参戦してきた馬は人気になりやすく出走頭数も多いため、回収率はそれほど高くありません。前走が
天皇賞(春)、
大阪杯、
ドバイシーマクラシックだった馬を中心視するレースではありますが、全ての馬を買ってしまうと的中しても収支はマイナスに終わってしまう可能性もあります。しっかりと吟味した上で取捨選択を決めていくのが最善策と言えるのではないでしょうか。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
昨年の
宝塚記念では【残った馬】の
イクイノックスが優勝し
スルーセブンシーズが2着。3着に
ジャスティンパレスが入り上位3頭を独占しています。また、先週の
マーメイドSでは【注目の穴馬】として取り上げた
ホールネスが6番人気で3着と結果を残しています!
今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走海外に出走し4着以下(ただし、外国馬は除く)
[0-0-0-13]複勝率0%
該当馬:
ジャスティンパレス、
ドウデュース(過去の該当馬:23年
ジェラルディーナ3番人気4着、19年
レイデオロ2番人気5着)
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。なお、過去10年の
宝塚記念は全て阪神競馬場での開催となっています。
上位人気が予想される
ジャスティンパレス、
ドウデュースが該当しました。
過去10年の
宝塚記念において、日本馬で前走が海外だった馬は25頭が出走し3勝2着1回3着1回。馬券に絡んだ5頭は全て前走で3着以内に好走していた馬となっています。
海外遠征からの帰国初戦となると状態面に不安が残りますし、前走で4着以下に敗れた事で勢いも失っているため、そのような馬は好走材料に欠けてしまい結果を残せていないと考えられます。
そのほかにも
ジャスティンパレス、
ドウデュースの2頭には不安要素に思える点があり、
ジャスティンパレスは前走が初めての海外遠征でしたので、今までに経験のない臨戦過程で果たして力を出し切れるのか。そして、
ドウデュースは今回が京都競馬場での初出走となりますので、初コースに戸惑う恐れがあります。
人気でもそれぞれに不安要素を抱えているだけに信頼しづらい印象です。実力のある2頭ではありますが配当妙味も感じられませんし、ここは思い切って軽視する事も的中を得るためには必要な策になるかもしれません。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『
パーフェクト消去法』を是非お役立てください。