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【宝塚記念】京都巧者が父・ディープインパクト以来18年ぶり淀でG1制覇狙う 

スポーツ報知
  • 2024年06月21日(金) 06時15分
◆第65回宝塚記念・G1(6月23日、京都競馬場・芝2200メートル)

 春のグランプリ、第65回宝塚記念・G1(23日、京都)の枠順が20日、決まった。「考察」データ編は、京都開催を歓迎するあの馬にフォーカス。

 ディープインパクトが制した06年以来、18年ぶりに京都の芝2200メートルで開催される宝塚記念。今回と同舞台の京都記念を制したプラダリアが、父に続くG1制覇のチャンスを迎えた。

 過去10年の勝ち馬のうち、芝2200メートル戦の重賞(3歳戦のぞく)で勝ち星があった馬が7勝をマーク。今回のメンバーではプラダリアのほかドウデュースローシャムパークの3頭が該当する。非根幹距離(400メートルで割り切れない)のレースで施行数が少ないため、その距離実績が好成績につながっていると考えられるが、なかでも京都記念との相性が抜群だ。

 昨年までの過去10年の京都記念勝ち馬のうち、5頭が同年の宝塚記念に出走し、3頭が優勝。阪神で開催される例年の春のグランプリと違い、今年は関連性がさらに強くなる可能性は高い。

 ディープインパクト産駒は、過去5年の阪神芝2200メートルが【67864】で勝率7・1%に対し、京都の芝2200メートルでは【83326】で同20・0%とはね上がる。ハーツクライ産駒(ドウデュース)が13・7%から8・1%、ハービンジャー産駒(ローシャムパーク)が12・9%から5・1%と勝率を下げるだけに、コース替わりも歓迎だ。

 また、梅雨時期の開催。母の父クロフネは過去5年の稍重、重、不良馬場で行われた芝重賞でトップの11勝をマーク(2位はディープインパクトキングカメハメハの6勝)している。プラダリアも重馬場だった昨年の京都大賞典を勝利し、京都は2戦2勝の得意コース。馬場が渋るようなら信頼度はさらにアップする。(戸田 和彦)

スポーツ報知

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