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1位は武豊騎手との9馬身差圧勝で“2分1秒1” 帝王賞の勝ち時計ベスト3

  • 2024年06月24日(月) 11時45分
 大井競馬場で6月26日(水)に行われる帝王賞(4歳上・JpnI・ダ2000m)。1978年に創設された伝統の一戦で、86年から2000mに距離を短縮のうえ、中央・地方交流競走となった。97年にダートグレード競走として交流GIに格付け。以降、上半期のダート王者決定戦として、回を重ねるごとに注目度が増している。本稿では同レースの開催にあたり、歴代勝ち時計をランキング形式で紹介したい。

■1位 2分1秒1 2011年 スマートファルコン

 3歳春から全国を飛び回り、11年帝王賞までに重賞14勝。前年暮れの東京大賞典では2分0秒4という驚愕のレコードをマークしていた。レースでは好スタートからハナを切ると早くも勝負あり。12秒台前半のハイラップで他馬のスタミナを削ぎ、4コーナーからは独壇場。終わってみれば9馬身差を付ける圧勝で、JpnI・3勝目を飾った。

■2位 2分1秒9 2023年 メイショウハリオ

 前年の帝王賞を単勝オッズ19.2倍の人気薄ながら勝利し、史上初の連覇がかかっていた一戦。スタート後はすっと控え、後方3、4番手の位置から運ぶ。1000m通過は60.4秒のミドルペースとなり、直線は横に広がっての追い比べに発展。最内からクラウンプライド、中からテーオーケインズが抜け出しを図ったが、メイショウハリオが外からねじ伏せた。

■3位 2分2秒1 2006年 アジュディミツオー

 地方競馬屈指の名勝負として、たびたび話題にあがるのが同年の帝王賞だ。スタートからハナを取ったアジュディミツオーはたんたんと運び、直線では「二段ロケット」と称される粘り腰を発揮。実況アナが「勝ちたい内田! 負けられない武豊!」と表現した激しい追い比べの末、アジュディミツオーがGI級5勝目を飾っている。

 今年の帝王賞には3連覇を狙うメイショウハリオをはじめ、名古屋グランプリを圧勝したノットゥルノ川崎記念の覇者ライトウォーリアなど、中央・地方から実力馬が集結。宝塚記念のあとに控えるダートの大一番は、26日(水)の20時10分発走だ。

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