東京8Rの第26回
東京ジャンプステークス(3歳以上JGIII・芝3110m)は2番人気
ジューンベロシティ(
高田潤騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分26秒5(稍重)。クビ差の2着に6番人気
ロスコフ、さらに5馬身差の3着に5番人気
ヴェイルネビュラが入った。
ジューンベロシティは栗東・
武英智厩舎の6歳牡馬で、父
ロードカナロア、
母アドマイヤサブリナ(母の
父シンボリクリスエス)。通算成績は34戦7勝。
レース後のコメント
1着
ジューンベロシティ(
高田潤騎手)
「
ホッコーメヴィウスの後ろにつけようと思っていましたが、それが落馬してしまい、思っていたのとは全然違う形になりました。正面スタンド前の連続障害で息を入れたかったのですが、空馬が絡んできてプレッシャーがかかり、馬にとってはかなり苦しい形になってしまいました。それでも最後まで集中力を切らさず、しっかり走り切ってくれました。馬に感謝したいです」
2着
ロスコフ(
草野太郎騎手)
「去年秋のパフォーマンスは伊達ではないと思いました。最終障害では
バランスを崩すところがありますが、東京ではそれもありませんでした。賞金を加算できましたし、また頑張ります」
3着
ヴェイルネビュラ(
五十嵐雄祐騎手)
「枠が外だったので内に入れようと思っていました。スタートしてからポジションが後ろになり、距離のロスがないように乗って、馬の走りを見ながら仕掛けどころを考えていました。良い形で2周目に入りましたし、期待して最終障害を迎えました。最後もしっかり跳んでくれましたが、他の馬と似たような脚になって差が詰まりませんでした」
4着
ブラックボイス(
石神深一騎手)
「外枠で厳しい場所でした。勝ちに行こうと思っていましたし、
ジューンベロシティが良いところにいたので、それを見ながら競馬をしていました。休み明けだったので最後は甘くなってしまいました。障害飛越は小さなミスがありましたが、障害5戦目でこのメンバーのなか、よく頑張ってくれました」
5着
サクセスエース(
上野翔騎手)
「勝負しに行って、置かれ加減になってしまいました。速いペースのなかでの飛越は課題ですし、そのぶん苦しくなりました。しかし、最終障害でもうひと踏ん張りしてくれました。地力があるとわかったので、これが次に生きてくれれば良いですね」
7着
オールザワールド(
森一馬騎手)
「大外枠で厳しかったです。どこかで内に入れたかったのですが、空馬の影響で馬群が凝縮したこともあって、外を回らざるをえませんでした。内枠なら違ったと思います。この経験がまた次につながったら良いと思います」
ラジオNIKKEI