東京8R・
東京ジャンプSは
ジューンベロシティ(牡6=武英、父
ロードカナロア)が
ロスコフとの追い比べを首差制してレース連覇を達成。手綱を取った
高田潤(43)は16年
阪神ジャンプS(
ニホンピロバロン)以来、8年ぶりの重賞Vで節目の障害重賞20勝目となった。
高田は「空馬が前を走って蛇行して、この馬にとっては苦しい形になったが最後まで集中力を切らさず走り切ってくれた。本当に馬に感謝」と愛馬を称えた。22年12月、レース中の落馬で頸椎(けいつい)を骨折脱臼の重傷。騎手生命が危ぶまれた大ケガを乗り越えてつかんだ勝利。「一生懸命やるだけですね」と喜びをかみしめた。
なお、同馬は最後の直線で外側に斜行。
ロスコフの進路が狭くなったことで、高田は7月6、7日の2日間、騎乗停止となった。
スポニチ