23日、東京競馬場で行われた2歳未勝利(2歳・未勝利・芝1600m)は、後方待機から直線で各馬を差し切った丸田恭介騎手騎乗の10番人気レーヴドロペラ(牝2、美浦・加藤士津八厩舎)が、4番人気ユイノオールイン(牡2、美浦・竹内正洋厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒8(稍重)。

　さらに2馬身差の3着に6番人気レイオーバー(牡2、美浦・本間忍厩舎)が入り、10頭立てのレースでありながら3連単払戻は345万5270円の大波乱。これは17年古都Sの120万2780円を大きく上回り、JRA10頭立て以下の最高配当記録となった。

　なお、1番人気カルデライト(牝2、美浦・森一誠厩舎)は8着に、2番人気ベルリネッタ(牡2、美浦・矢野英一厩舎)は7着に、3番人気ウインイザナミ(牝2、美浦・上原博之厩舎)は4着に終わった。

　勝ったレーヴドロペラは、父モーリス、母レーヴルシード、その父ディープインパクトという血統。新馬戦ではシンガリ負けを喫していたが、2戦目のここで鮮やかな変わり身を見せた。

【勝ち馬プロフィール】
◆レーヴドロペラ(牝2)
騎手:丸田恭介
厩舎:美浦・加藤士津八
父:モーリス
母:レーヴルシード
母の父:ディープインパクト
馬主:ライオンレースホース
生産者:ハシモトフアーム

【全着順】
1着　レーヴドロペラ　10人気
2着　ユイノオールイン　4人気
3着　レイオーバー　6人気
4着　ウインイザナミ　3人気
5着　マイネルレクエルド　7人気
6着　エマリオンレイ　8人気
7着　ベルリネッタ　2人気
8着　カルデライト　1人気
9着　サノノロンドン　5人気
10着　バセリーナ　9人気