名門・
友道康夫厩舎が
ラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・芝1800m)の
サトノシュトラーセ(牡3)と
ジュンゴールド(牡3)で福島での重賞初制覇を目指す。
友道厩舎はこれまで
JRA重賞を66勝している。しかし、福島に限れば延べ15頭が挑みながら、20年の
七夕賞の
ブラヴァス、22年の
七夕賞の
ヒートオンビートで2回ある2着が最高着順。3着も3回あるが、惜しくも戴冠には手が届いていない。
ラジオNIKKEI賞には2頭出しで挑む。
サトノシュトラーセは昨年の
京都2歳Sの3着馬。
毎日杯が6着、
青葉賞が4着でクラシック出走は果たせなかったが、このメンバーなら実績上位だ。一方の
ジュンゴールドは2歳時にデビュー2連勝の素質馬。
京成杯は折り合いを欠き、また
スプリングSは展開不向きで、ともに2桁着順に終わったが、力を出し切れれば重賞でも通用する力を秘めている。
友道厩舎はこれまで
JRA全10場のうち、7場で重賞を制している。ここを勝てば、コンプリートに向けて残すは函館と小倉だけ。豪華2頭出しで挑む今回、しっかりと勝利をつかみ取りたい。