名門・
藤原英昭厩舎が
ラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・芝1800m)の
ミナデオロ(牡3)で福島での重賞初制覇を目指す。
藤原厩舎はこれまで
JRA重賞を62勝している。しかし、福島に限れば延べ10頭が挑みながら、12年の
七夕賞の
トーセンラーの2着が最高着順。3着も2回あるが、惜しくも戴冠には手が届いていない。
ラジオNIKKEI賞には
ミナデオロで挑む。デビュー当初は苦戦が続いたが、徐々に軌道に乗ってきた。そして
西塚洸二騎手との初コンビとなった前々走の未勝利(京都芝1800m)で初勝利。続いて格上挑戦した前走の
白百合Sも制し、一気にオープンまで駆け上がってきた。今回は重賞初挑戦となるが、これといった実績馬は不在とあって、十分に勝機はあるだろう。西塚騎手は今年の厩舎の155戦のうち、最多の39戦で手綱をとっているシン・主戦。そういった意味でも注目のタッグとなる。
藤原厩舎はこれまで
JRA全10場のうち、7場で重賞を制している。ここを勝てば、コンプリートに向けて残すは函館と小倉だけ。このチャンスをしっかりとモノにしたい。