JRAは25日、19年ダービー馬の
ロジャーバローズが同日に死んだと発表した。8歳だった。
同馬は栗東・中竹厩舎から18年8月の新潟でデビュー。4戦目から栗東・角居勝彦厩舎(21年解散)に転厩し、5戦2勝で臨んだダービーは単勝93・1倍の12番人気と低評価だったが、浜中を背に2番手から抜け出して波乱を演出した。しかし、右前浅屈腱炎のため、このレースを最後に引退。その後は北海道新ひだか町の
アロースタッドおよび北海道浦河町の
イーストスタッドで種牡馬として供用されていた。
株式会社ジェイエス(同馬を繫養していた
アロースタッドを経営)は「初年度産駒からリステッド勝ち馬が出たばかりのタイミングで、これからますます活躍が期待されていたこともあり、大変残念です。冥福を祈るとともに、残された産駒たちが父の遺志を引き継いで競馬場で活躍してくれることを祈っています」とコメントした。
提供:デイリースポーツ