名牝
リスグラシューの初仔となる
シュヴェルトリリエ(牡3、栗東・
矢作芳人厩舎)が、土曜小倉4Rの3歳未勝利(芝1800m)で初勝利を狙う。
シュヴェルトリリエは父
モーリス、
母リスグラシュー、母の
父ハーツクライの血統。母は18年の
エリザベス女王杯、19年の
宝塚記念、
コックスプレート、
有馬記念を制した名牝だ。
ここまで4戦0勝。デビュー戦から3着、4着、8着と物足りないレースが続いたが、休み明けとなった前走の未勝利(京都芝1800m)で成長を示した。後方からメンバー中最速となる上がり3F33秒9をマーク。叔父にあたる
エボルヴィングにはハナ差届かなかったが、自身初となる連対を果たして「次こそは!」と思わせた。
今回は小倉への舞台替わり。それだけに初の小回りがカギとなるが、未勝利で泣き言は言っていられない。未勝利戦の終了まで約2カ月となっているだけに、何としても結果を出したい一戦となる。