日曜の小倉競馬場は曇のち雨の予報となっている。それだけに
北九州記念は06年にス
プリント戦になって以降では初となる重馬場の可能性もある。そこで道悪を前提にして、混戦模様の一戦を占いたい。
ただ、極端に時計がかかるかというと微妙だ。舞台は毎年のように高速決着となる夏の小倉開幕週。前日から雨が降り続くようなことでもなければ、いわゆる道悪らしい馬場になることは考えづらい。そこで狙いたいのは「時計の速い道悪」で実績のある馬。馬場状態が稍重or重、かつ勝ち時計が1分8秒9以下のレースでの成績を見ると、注目は2頭。
ヨシノイースターは[1-1-0-2]で、着外1回も
オーシャンSの4着だから適性は高い。もう1頭は
バースクライ。こちらは同じく
オーシャンSでの3着も含め、[1-0-1-0]の複勝率100%だから頼もしい。
2頭とも外枠となったが、前が速くなりそうなメンバー構成だけに、その後ろで脚をためる2頭のワンツーも決して夢ではないはずだ。