6月29日(土)は福島・小倉・函館の3場開催。28日の馬場状態は福島が芝・ダート共に良、小倉が芝稍重・ダート不良、函館が芝・ダート共に良。29日の天気は福島が曇りのち晴れ、小倉が雨時々止む、函館が晴れの予報となっている。

■バーデンバーデンCでアシャカタカの3連勝なるか
　福島11Rは芝1200mのバーデンバーデンC(3勝)。アシャカタカは1勝クラス、2勝クラスと連勝。軌道に乗ってきていて、開幕週のここは3連勝も十分。対するは現級で力上位のプロスペリダード、2勝クラスの勝ちっぷりが良かったキタノエクスプレスなど。

■博多Sは道悪巧者のセブンマジシャンがオープン入りを狙う
　小倉11Rは芝1800mの博多S(3勝)。セブンマジシャンは現級で連続3着と足踏みが続いているが、道悪のここは斤量58キロをこなせば勝ち切れて良いだろう。対するは前走が勝ち馬とクビ差2着のジュリアバローズ、近走内容が悪くないソレイユヴィータなど。

■英彦山特別で高額馬ラファミリアが巻き返しを期す
　小倉9Rは芝2600mの英彦山特別(3歳以上・1勝)。藤田晋オーナーが所有する、21年のセレクトセール当歳で1億5000万円(税抜)で取引された高額馬ラファミリアが登場。未勝利戦で既走馬相手に見事逃げ切り勝ちしたが、2走目のアザレア賞では伸び切れず7着。ここで巻き返しを期す。

■小倉4Rの未勝利戦にリバティアイランドの半弟ダノンモンブランが登場
　小倉4Rの未勝利戦は芝1800mの未勝利戦。昨年の牝馬三冠を制したリバティアイランドの半弟ダノンモンブランは初戦の前走で9着と敗れた。立て直されたここで勝ち上がりなるか。

■福島6Rの新馬戦でイナズマアマリリスの仔ラインパシオンなどがデビュー
　福島6Rはダート1150mの新馬戦。08年ファンタジーSを勝ったイナズマアマリリスの仔でシルバーステート産駒のラインパシオンが大江原比呂騎手でデビューする。

■小倉6Rの新馬戦で兄がGI馬のボヌールキャッツなどがデビュー
　小倉6Rはダート1000mの新馬戦。13年の朝日杯FSなど重賞2勝を挙げたアジアエクスプレス、21年マーチSを勝ったレピアーウィットの半妹ボヌールキャッツが西村淳也騎手でデビューする。

■函館6Rの新馬戦でエポカドーロ産駒のローレルランウェイがデビュー
　函館6Rはダート1000mの新馬戦。エポカドーロ産駒のローレルランウェイが横山和生騎手でデビュー。父産駒のJRA一番星となるか。

■函館5Rの新馬戦でグランプリエンゼルの仔モズナナスターなどがデビュー
　函館5Rは芝1200mの新馬戦。09年函館スプリントSを勝ったグランプリエンゼルの仔でモズアスコット産駒のモズナナスターが鮫島克駿騎手でデビューする。

■高田潤騎手らが節目の勝利までわずか
　高田潤騎手はJRA通算200勝まであと1勝で、本日は福島で1鞍に騎乗する。永野猛蔵騎手はJRA通算100勝まであと2勝で、本日は函館で9鞍に騎乗する。永島まなみ騎手はJRA通算100勝まであと3勝で、本日は小倉で9鞍に騎乗する。嶋田純次騎手はJRA通算100勝まであと2勝で、本日の騎乗はなく日曜日に福島で2鞍に騎乗する。

■藤原英昭調教師のバースデー
　29日は藤原英昭調教師の59歳のバースデー。当日の管理馬は函館で2頭がスタンバイしている。