競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
23日の京都新馬戦(芝1800m)は
エリキング(牡、中内田)が、中団追走から外めを徐々に進出して直線で抜け出すと、2着に1馬身半差をつけてV。活躍馬を多く輩出している
宝塚記念当日の新馬戦で勝利した。「いい瞬発力を見せてくれました。これからの成長が楽しみです」と福永助手。レース後は放牧へ。次走は未定。
池江厩舎の2歳初陣は30日の小倉6R(芝1200m)に、川田Jで出走する米国産馬
シルフズミスチーフ(牝、父イントゥミスチーフ、
母ヘヴンハズマイニッキー)。同厩舎が1200m以下の新馬戦に出走するのは21年8月29日小倉芝1200mの
フジタ(3着)以来、2年10カ月ぶり。その前が16年2月14日小倉芝1200mの
ラーダー(2着)と珍しい。兼武助手は「ゲート試験合格後は放牧へ。再入厩後はここを目標に乗り込んできました。ケイコはしっかり動けています。自分からハミを取って前向きに走るタイプで、千二はいいと思います」と感触は上々。初戦から注目の一頭だ。
22日の函館新馬戦(芝1200m)を勝った
カルプスペルシュ(牝、石坂)は在厩で函館2歳S(7月13日・函館、芝1200m)を予定。
同日の京都未勝利戦(芝1600m)を勝った
ショウナンザナドゥ(牝、松下)は放牧へ。「落ち着いていましたし、1回使って良くなっていました」と師。次走については「決定ではないですが、現時点ではアルテミスS(10月26日・東京、芝1600m)あたりかなと考えています」と話してくれた。(馬サブロー栗東支局・塩手)
提供:デイリースポーツ