30日の函館5R・2歳新馬(芝1800メートル)で、プロ野球・福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(35)が中央競馬で所有(馬主登録名はY’sレーシング)するセイフウサツキ(牡＝松永幹、父サトノクラウン)がデビュー戦を迎え、7着に終わった。馬主としての初勝利はならなかった。

　レースでは3番人気に推され、道中は2〜3番手を手応え良く進んでいたが、直線では後退して無念の7着。手綱を取った武豊は「道中の感じは凄く良かったんですけど…。思いのほか、4コーナーでも外に逃げて、ラストは意外な感じで失速してしまいました。調教の感じの方が良かったです」と無念の口ぶりで振り返った。

　柳田の所有馬はゴッドヴァレー(牡2＝渡辺、父アルアイン)が6月16日の京都新馬戦で既にデビューして3着。セイフウサツキが2頭目の新馬デビューだった。

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