小倉11Rの第59回
北九州記念(3歳以上GIII・芝1200m)は3番人気
ピューロマジック(
松山弘平騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分07秒9(稍重)。半馬身差の2着に9番人気
ヨシノイースター、さらに1馬身3/4差の3着に16番人気
モズメイメイが入った。
ピューロマジックは栗東・
安田翔伍厩舎の3歳牝馬で、父
アジアエクスプレス、
母メジェルダ(母の
父ディープインパクト)。通算成績は9戦4勝。
レース後のコメント
1着
ピューロマジック(
松山弘平騎手)
「スタートも出てくれていいレースをしてくれたと思います。前半も速いタイムでしたが、しっかり粘ってくれて、開幕週の馬場を味方にこの馬らしいいい走りができて嬉しかったです。
ハイペースでしたが抱えながらで、そんなに速いという感じではありませんでした。そこは馬の能力ですね。このペースでもそれだけのレースができるところがすごいと思います。
なかなか重賞を連勝できるものではないですし、スタートからスピード豊かです。気性面で少し難しいところがありますが、厩舎サイドが上手く仕上げてくださり、このように来られているのだと思います」
2着
ヨシノイースター(
丸山元気騎手)
「良い形でした。4コーナーでは前を捕まえられそうだったのですが、最後は(脚色が)一緒になりました。相手は渋太かったです」
3着
モズメイメイ(
国分恭介騎手)
「ゲートを上手く出すことができませんでしたが、ペースが流れたので、インから上がっていけました。いい競馬をしてくれたと思います」
4着
カンチェンジュンガ(
田口貫太騎手)
「良く頑張ってくれました。ゲートも決まって、このペースでも脚がたまりました。直線は窮屈になって、スムーズではなかったのですが、あきらめずに走ってくれました。重賞でもやれる力があると思います」
5着
ショウナンハクラク(
小沢大仁騎手)
「ゲートはスムーズで、折り合いに課題のある馬だと聞いていたのですが、ペースが速く、力みすぎることはありませんでした。開幕週で、内も前も止まらない中、3着とは差がありませんでしたし、この条件で、この枠で、力を出してくれたと思います」
6着
ナナオ(
和田竜二騎手)
「もう一つ前を取りたかったですが、流れも前走より速かったですし、枠的に外を回らされたのが響きました。古馬とやって、良く頑張っていますが、ここまで速いとしんどかったです。それでもそう負けていませんし、良く頑張っていると思います」
14着
グランテスト(
坂井瑠星騎手)
「レース前から(気持ちが)後ろ向きで、レースでも外に逃げようとして脚がたまりませんでした。力負けではないと思います」
15着
メディーヴァル(
小崎綾也騎手)
「馬の感じは良かったです。スタートで隣の馬につられて立ち遅れてしまい、立ち回りも中途半端になってしまいました。うまく立ち回ればそれほど差が無かったかもしれません。枠と乗り方次第だと思います」
ラジオNIKKEI