「東のレジェンド」
横山典弘騎手が
アラタ(牡7、美浦・
和田勇介厩舎)で
七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)の初制覇を狙う。
横山典弘騎手はこれまで
七夕賞に8回参戦。19年には
ロードヴァンドールで3着、17年には
スズカデヴィアスで4着に健闘しているが、惜しくも勝利には手が届いていない。
5年ぶりの参戦となる今年のパートナーは
アラタだ。21年の
ケフェウスS、昨年の
巴賞とオープンを2勝している実力馬。近走は勝ち負けに加われていないが、
横山典弘騎手が1年ぶりに騎乗した前走の
金鯱賞では、後方から脚を伸ばして5着に健闘。勝った
プログノーシスは別格として、2着の
ドゥレッツァとは僅かに0秒3差だったので、まだまだ重賞で戦える力を秘めている。福島芝2000mも21年と22年の
福島記念で3着の実績あり。14回目の重賞挑戦で悲願Vとなっても何ら不思議はない。
パートナーに初タイトルをもたらし、自身も
七夕賞初制覇となるか。7歳と56歳の「ベテランタッグ」に要注目となる。