【地方からの風】
スパーキングレディーカップやルーキー
加藤雄真の初勝利に沸いた今開催の川崎競馬。2日の
シャイニングスター賞も強く印象に残った。過去の勝ち馬に南関重賞戦線で活躍する
ヒーローコールの名もある出世レース。今年は
グレアネオンライト(牝2=張田、
父マジェスティックウォリアー)が6馬身差の圧勝劇を披露した。道中は6頭立ての4、5番手。4コーナーで満を持してスパートを開始すると、別次元の末脚を繰り出して突き抜けた。
これでデビュー2連勝。鞍上の張田は「特に言うことはない。どんな競馬をしても勝っていたと思うが、次につながる競馬をした。直線手前で外に出した時に物見をしたけど、スピードに乗ったら関係なかった。普段から調整しやすいし、馬が勝手に体を仕上げてくる」と賛辞のオンパレード。「この馬にはちょっと入れ込んでいるんだよね」とぞっこんだ。
今後は1戦挟んで
ローレル賞(S2、11月12日、川崎1600メートル)制覇を目指す。母は
関東オークス2着や
報知グランプリカップを制した
オメガインベガスで血統的な裏付けも十分。来春の
ヒロイン候補なのは間違いない。
スポニチ