隔年Vが懸かるゲンパチルシファーは団野を背に坂路へ。しまいいっぱいに追って4F54秒2〜1F12秒2でブロッケンボウ(3歳1勝クラス)に首差遅れたが、これは追走した分。

　佐々木師は「時計も絶好だし理想通りの稽古ができた。調整過程は順調そのもの」とうなずく。前走アンタレスS8着後、ひと息入れてここへ。22年このレースも当舞台で行われ、道中7番手から差し切った。「ずっと状態はいいけど(レースぶりに)年齢を感じる。前に行く馬が多いので最後にどれだけ差を詰められるか」と2年ぶりの小倉遠征で変わり身を図る。

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