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【七夕賞予想】サマー2000シリーズ開幕 ハンデで難解な“七夕決戦”を制す馬は?

  • 2024年07月07日(日) 06時35分
 サマー2000シリーズの第1戦、七夕当日に行われる七夕賞。小回り競馬場で行われる多頭数のハンデ戦らしく難解だ。過去10年間で1番人気は[1-1-1-7]でトップハンデは[2-1-1-10]。福島競馬場芝2000mは4角ポケットからスタートして馬場を1周強で最後の直線は292m。コース全体の高低差は1.9mだが、ゴール前に設けられている約1mの坂を2度上ることになる。いずれにしても先行力、機動力は不可欠で後方一気は決まりにくい。

 ◎キングズパレス新潟大賞典2着。やや勝ち味に遅い部分があるものの2歳8月のデビュー以来[4-9-2-3]という堅実派で、3歳春には未勝利戦を勝ち上がった直後のプリンシパルS2着という惜しい星もある。どんな位置からでも競馬ができる器用さがある反面、レースでは集中力が持続しないようなところがあるのか、惜敗を繰り返している。それだけに初コースはやや気になるものの、どちらかといえば直線の短いコースの方が競馬をしやすい印象だ。芝2000mは[2-4-0-0]と得意にしている。

 〇レッドラディエンスは前走メトロポリタンS2着馬。昨年夏の日本海Sでは後の菊花賞ドゥレッツァと半馬身差の勝負をしている。この馬も勝ち味に遅く2歳夏のデビュー以来の通算成績は[4-5-1-1]。デビュー戦を除けば馬券圏内をキープし続けている。順調に使い込めない弱みを抱えているようだが、逃げても逃げなくても競馬ができる器用さを持ち合わせ、この距離コースは一昨年の猪苗代特別で経験済み。重賞初挑戦で57kgのハンデは少々見込まれた感もあるが実力を認められた裏返しだ。

 ▲フェーングロッテンラジオNIKKEI賞優勝馬。その後新潟記念3着、中山金杯3着、金鯱賞2着、鳴尾記念2着と中距離重賞で好走を続けていた。ところが昨年の七夕賞3番人気14着から精彩を欠いていたが、今シーズン初戦の小倉大賞典では先行力を取り戻した。ここは約5か月ぶりの実戦となるが、休み明けを苦にするタイプではなく巻き返しを期待したい。

 △ノッキングポイント新潟記念優勝馬。毎日杯2着で、日本ダービーでも0.2秒差5着だったのだから世代では上位の力はある。菊花賞以降はスランプに陥っているが、前走に復活の兆しが見えた。ほかでは福島民報杯優勝の△リフレーミング、昨秋の福島記念2着で、8歳となった今年の小倉日経OPを制して衰えのないところを示した△ダンディズムも侮れず、最後に福島民報杯クビ差2着ボーンディスウェイも斤量面からは差がない印象だ。

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