7月6日の福島1R・2歳未勝利(芝1200メートル=8頭立て)は、デビュー2戦目の
ホウオウブースター(牡、美浦・
高柳瑞樹厩舎、父
ブリックスアンドモルタル)が、1番人気に応えて初白星を挙げた。12年の
セントウルSなど重賞2勝を挙げた
エピセアロームを伯母に持つ血統。勝ち時計は1分10秒1(良)。
スタートはひと息だったが、内の2番枠から促してハナを奪った。そのままリズム良く運び、直線でもしぶとく脚を使って2着の
ニシノコイブミに1馬身1/4差をつけた。左回りだった初戦(4着)は、直線で外に張る面を見せたが、右側だけ着用したチークピースの効果もあった。
菅原明良騎手は「右回りでスムーズに走ることができました。ハナに行っても、折り合いがついて、ハミを抜くところもつくることができた。気性面は、もう少し成長してほしいと思います」と振り返った。
高柳瑞調教師は「ゲートは遅かったですが、ジョッキーがうまく出してくれました。1400より1200の方がよかった。馬具(右チークピース)の効果もありました」として、この後はひと息入れるという。
スポーツ報知