競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
いやー、暑いですね。夏時間となって調教開始時刻は5時になっているのですが、朝から暑いです。日が出ると一気に暑さが増し、記者は日陰に大移動。風が通るとまだ心地よさを感じるのですが、これが2カ月近く続くと考えると参ってしまいます。今年は函館でエネルギーチャージができませんでしたので、ただただ耐え忍ぶばかりです。
さて6月29日・福島芝1200mの新馬戦は
ヴァリアントマーチ(牝、林)が逃げ切り勝ちを収めました。パドックから前向きな感じを出していましたし、ペースもいいリズムを刻めたのではないかと思います。次走は未定です。
同日の福島ダート1150mの新馬戦を勝ったのは
ラインパシオン(牝、水野)でした。鞍上は今年デビューの女性騎手・
大江原比呂。コンビ継続で
函館2歳S(13日・函館、芝1200m)へと向かうことが発表されています。
30日の福島芝1200mの新馬戦を勝ったのは
ニタモノドウシ(牡、高木)でした。大きく出遅れながらの差し切りで性能の高さを感じさせましたね。次走は未定。
29日の函館芝1200mの新馬戦を逃げ切った
エンドレスサマー(牡、上原佑)も勝ち方が良かったですね。セレクトセールでは3850万円(税込み)で取引されていた馬。昨今の市場価格を考えればお値打ちだったかもしれません。次走は
函館2歳Sを予定しています。
29日の函館ダート1000mの新馬戦を勝ったのは
アースミューズ(牝、粕谷)でした。単勝44倍の低評価を覆しての勝利でしたね。次走はこちらも
函館2歳Sの予定です。
また、東京芝1400mの新馬戦で強い勝ち方を見せた
サトノカルナバル(牡、堀)も同レースへ向かうとのこと。鞍上は佐々木となるようです。距離を短縮しての重賞挑戦ですね。函館で勝ち上がった馬が好成績を残しているレースですが、この馬の参戦はワクワクしてきますね。楽しみです。
フォーエバーヤングの異父妹
ブラウンラチェット(手塚、父
キズナ、
母フォエヴァーダーリング)は3日にゲート試験を合格。いったんノーザンF天栄に放牧に出されます。
マスクトディーヴァの異父弟
マスカレードボール(手塚、父
ドゥラメンテ、
母マスクオフ)は近日、美浦へ帰厩予定。新潟の新馬戦を目指して調整が進められるとのことです。(馬サブロー美浦支局・木村)
提供:デイリースポーツ