◇G3・プロキオンS(2024年7月7日　小倉ダート1700メートル)

　7日のG3・プロキオンSは、武豊が騎乗して圧倒的な1番人気に支持されたヤマニンウルス(牡4＝斉藤崇)が制し、デビューから無傷の5連勝で重賞初制覇を飾った。

　好スタートから先行すると、抑えきれない手応えで直線入口では早くも先頭。そのまま後続を完封する余裕のゴールに、小倉のファンがどよめいた。

　ヤマニンウルスは父ジャスタウェイ、母ヤマニンパピオネ(母の父スウェプトオーヴァーボード)の血統。

　プロキオンSと同じ舞台の小倉ダート1700メートルでは、22年8月の新馬戦で2着に4秒3差をつける衝撃の圧勝劇。約2年ぶりの小倉で再び強さを見せつけた。

　▼武豊　ホっとしているし、あらためてこの馬は強いな、と。まだ今日が5回目のレース。重賞でこの内容。ほんとに1回ずつ馬も強くなっている。

スポニチ