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七夕賞・G3」(7日、福島)
19年以来、5年ぶりに七夕当日に行われた
七夕賞を制したのは2番人気の
レッドラディエンス(牡5歳、栗東・友道)だった。直線鋭く伸びて、重賞初挑戦でタイトルを獲得した。勝ち時計は1分57秒9(良)。2着に1番人気の
キングズパレス、3着に8番人気の
ノッキングポイントが続いた。
レースは
バビットが果敢に逃げて1000メートル通過が57秒3のハイペース。中団で脚をためた
レッドラディエンスは直線で外を豪快に伸びた。戸崎圭は「ここ最近、充実した内容で重賞にチャレンジして勝てたことをうれしく思う。僕の仕掛け次第だと思っていて、いい形で運べました。しっかりと伸びるのがこの馬の持ち味。強かったです」と振り返った。
21年8月の函館新馬戦(6着)後、今回まで10戦連続で馬券圏内をキープ。5歳となりキャリア12戦目で初チャンレジとなった重賞でも堂々と実力を示した。
提供:デイリースポーツ