小倉11Rの第29回
プロキオンステークス(3歳以上GIII・ダート1700m)は1番人気
ヤマニンウルス(
武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分42秒7(良)。3馬身差の2着に3番人気
スレイマン、さらに3/4馬身差の3着に12番人気
マリオロードが入った。
ヤマニンウルスは栗東・
斉藤崇史厩舎の4歳牡馬で、父
ジャスタウェイ、
母ヤマニンパピオネ(母の
父スウェプトオーヴァーボード)。通算成績は5戦5勝。
レース後のコメント
1着
ヤマニンウルス(
武豊騎手)
「まずホッとしていますし、改めてこの馬は強いなという気持ちです。前回はあまり返し馬の感触が良くなかったので、今日はどうかなと思っていたのですが、良い感じで、乗った中では一番良い雰囲気でしたね。まだ揉まれたり、砂を被ったりという経験がないので、あまりそうならない方が良いかなとは思っていました。良いポジションは取れました。いつもそうなのですが、手応えがあるのかないのか分からないのですが、とにかく最後まで一生懸命に走る馬なので、相手に合わせるのではなく、この馬のペースで行きました。
今日がまだ5回目のレースですし、それでこの重賞レースでこの内容ですから、本当に一回ずつ馬は強くなっています。この先どこまで強くなるのかなとすごく楽しみです。(久々に騎乗の小倉は)やっぱり暑いですね。暑いなと思いましたが、馬の方は涼しそうに走っていました」
2着
スレイマン(
西村淳也騎手)
「いいスタートでしたし、道中も楽しそうに走っていました。結果は悔しいですが、勝ち馬をほめるしかないです」
3着
マリオロード(
松山弘平騎手)
「スタートは良かったのですが、前半はなかなかポジションを取れませんでした。その後はいい形で脚がたまって、ロス無く進めることができました。ただ、勝負どころで追い出しを待たされたのが痛かったです。それでも思った以上に切れる脚を使ってくれました。良く頑張ってくれました」
4着 ハピ(
菱田裕二騎手)
「良く走ってくれたと思います。時計が速く、勝った馬は強かったですが、小回りが得意ではない中、しっかり走ってくれました。状態は良かったと思います」
5着
ゲンパチルシファー(
団野大成騎手)
「ペースは速かったですが、自分のリズムで行きました。最後はバテてきた馬を交わして、頑張ってくれました」
7着
ラインオブソウル(
松若風馬騎手)
「ペースも流れていましたし、前走から後ろで脚をためる形を取っていますが、しっかり走れていると思います。具合は前走よりも上がっていましたし、頑張ってくれました」
11着
メイショウダジン(
小沢大仁騎手)
「継続して乗っていますが、最近はじっくりいっても後ろから後ろのままでしたので、きょうは積極的にポジションを取りにいきました。ペースが速く中団からになりましたが、3コーナーでジリジリと位置を上げてくれました。最後はしんどくなりましたが、勝った馬は強かったですし、改めて頑張りたいと思います」
12着
グロリアムンディ(
幸英明騎手)
「4コーナーまでは手応え良く回って来られましたが、レースを終えて引き上げてきたら蹄鉄が取れていましたので、そのあたりの影響があったのかもしれません」
ラジオNIKKEI