「
函館記念・G3」(14日、函館)
6週間の函館開催を締めくくる伝統のハンデ重賞。中心は4歳の実力馬
サヴォーナ。1月の
日経新春杯で、のちの
宝塚記念覇者
ブローザホーンの2着と、重賞に手が届きそうなところまで来ている。今週末に騎乗停止処分から明ける池添とのコンビで初タイトル奪取なるか注目したい。
年明けのAJCCで重賞初制覇を飾った
チャックネイトも有力候補。長距離を使われてきただけに2000メートルへの距離短縮が鍵となるが、時計のかかる洋芝なら対応可能だろう。
中山金杯覇者
リカンカブールも参戦。
大阪杯は外枠が響いて大敗したが、立ち回りのうまいタイプだけに小回りの舞台適性はピッタリだ。
前哨戦の
巴賞を制した
ホウオウビスケッツは、今年に入って3、3、1着と上り調子。前走で洋芝の適性を示せただけに、再度の逃げ切りも十分考えられる。同2着の
デビットバローズ、同4着
オニャンコポンも逆転圏内にいる。
ここが復帰戦となる
トップナイフにも注目。昨年の
菊花賞14着後に膝蓋(しつがい)の手術を行って再出発。昆師は「いい休みになったと思う。重賞を獲る実力はあるし、狙っているレースなので期待したい」といきなり勝ち負けを見込む。
2連勝でオープン入りした
エンパイアウエスト、8歳を迎えても元気いっぱいの白毛馬
ハヤヤッコ、良血馬
グランディアなど伏兵陣も多彩だ。
提供:デイリースポーツ