北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた日本最大級の競走馬セール「セレクトセール2024」が、2日間の日程を終えた。
2日間のセールを席巻したのは、世界最強の
イクイノックスを輩出した
キタサンブラックの産駒だった。
前日(8日)の1歳部門では「デルフィニア2の2023」(牡)が1歳史上最高の5億9000万円。「
アスコルティの2023」(牝)も1歳牝馬最高の4億円と高騰。1歳部門のワンツーを占めた。
当歳のこの日も、21年
NHKマイルCを制した
シュネルマイスターの半弟となる「
セリエンホルデの2024」(牡)が、4億1000万円で24年当歳部門の1位。「
シンプリーラヴィシングの2024」(牡)にも2億4000万円の値がついた。
他には
エピファネイア産駒の「
カリーナミアの2024」(牡)が3億7000万円、
コントレイル産駒の「
カレドニアロードの2024」(牡)が3億円、
ガンランナー産駒「
アーモニーズエンジェルの2024」(牡)が3億円となった。
「ウマ娘」などで知られ、毎年の“爆買い”でも注目を集めるサイバーエージェントの藤田晋社長は、今年は2日間で計11頭、18億4000万円を投入した。(金額は税抜き)
スポニチ