古巣の兵庫への復帰を目指す
小牧太騎手(56)=栗東・フリー=が、合格ならJRA所属としてラス
トライドデーとなる21日の
中京記念に騎乗することが10日、分かった。コンビを組むのは
ワールドリバイバル(牡6歳、栗東・牧田)で、管理する牧田師が発表した。
牧田師は「最後だし、乗せてほしいと言われたので」と、プライベートでも交友のある
小牧太たっての希望であることを明かした。パートナーは21年
ラジオNIKKEI賞や22年
巴賞、23年
小倉日経オープンで2着のある実績馬。前走の
巴賞では14着と大敗したが、「疲れはなさそうですし、強い調教はいらないかな。前回は思ったよりも動けなかった。小倉は勝っているので合うと思いますし、あとは同型との兼ね合いですね」と話した。
小牧太は「最後に乗りたいと思ってね。探していたら、たまたま牧田君の馬がいたので『最後だから乗せてよ』と言ったら、オーナーさんからもOKを頂いたので。楽しみです」と腕をぶした。
1985年に姫路でデビューした
小牧太は、2004年にJRAに移籍。08年
桜花賞(
レジネッタ)でG1初制覇を果たした。今年4月、古巣の兵庫競馬への復帰を目指すことを発表。今月5日に二次試験を受験しており、合否は19日に判明する予定だ。
提供:デイリースポーツ