JRA職員と結婚することを自身のインスタグラムで発表した藤田菜七子騎手(26)=美浦・根本=が10日、取材に応じ、結婚後も騎手としての登録名は「『藤田』のまま、変えない予定です」などと明らかにした。
藤田は「根本先生や(同じ根本厩舎所属の)
丸山元気先輩、
野中悠太郎先輩をはじめとした多くの方に祝福していただきました」と周囲からの祝福に感謝。「(お相手との)共通の趣味はゲームでよく一緒に遊んでいます。まだ一緒に住んでいないのでなかなか会うタイミングがないのですが、会えた時はいろいろな場所に行ったりしています」と明かした。
16年の騎手デビューから9年目。「何歳までに結婚をしたいとかは具体的には考えていませんでしたが、地元の友達がたくさん結婚したこともあり、自然と『私も結婚したい』という気持ちが芽生えました。結婚をすると決めた時に、“引退”は全く頭をよぎりませんでした。まだジョッキーとしてもっともっと頑張らなきゃいけないし、成し遂げていないことがたくさんあります。結婚をしたことでより一層、競馬に精進したいという気持ちです」と騎手としての一層の活躍を誓う。
お相手や結婚生活については「常に私のことを考えてくれて、ジョッキーとしての私をサポートしてくれています。私のやりたいことを優先的に考えてくれる優しい方です。これからは明るい笑顔の絶えない家庭を築けていけたらなと思っています」と説明した。
提供:デイリースポーツ