「
函館記念・G3」(14日、函館)
巴賞2着から臨む
デビットバローズは10日、
函館2歳Sに出走予定の僚馬
ヤンキーバローズ(2歳オープン)と函館Wで併せ馬。4馬身追走から余力十分に詰め寄って、最後は馬なりのまま併入でフィニッシュした。タイムは5F68秒5-39秒2-12秒1。2歳相手ではあったが、追えばしっかりはじける雰囲気だった。
オープン入り後の3走は(2)(4)(2)着と僅差の負けが続いている。上村師は「もともとがこんな間隔を詰めて使っていないので、今回はあえて
巴賞を使ってきた。レース内容も悪くなかったのでね」と重賞初制覇に向けてメスを入れた形だ。
デビューから芝の1800、2000メートルのレースを中心に使われてきた。「距離は1800メートルをメインで来たけど、小回りなら2000メートルの方が合う。その辺は(武)豊さんが修正してくれるはず。馬場が悪くても
パワーがあるし、先行力もあるので」と期待は十分。カンフル剤が見事に効果を発揮すれば、重賞制覇も夢ではない。
提供:デイリースポーツ