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函館記念・G3」(14日、函館)
重賞初Vを狙う
サヴォーナは函館芝でスムーズに加速し、好調ぶりをアピールした。
重賞初Vを狙う
サヴォーナは池添を背に函館芝を単走。しまい軽く気合をつけられた程度だったが、楽な手応えでスムーズに加速して4F55秒1-39秒0-11秒9を計時した。池添は「フットワークも良く、大きな走りができていた。いい形で追い切りを消化できました」と好感触を伝えた。
ここまで重賞未勝利ながらG2で2着2回、
菊花賞5着と重賞級の力を秘めているのは間違いない。課題は二の脚の遅さ。ただ、今回はその点をカバーするため、最初のコーナーまで距離がある函館芝二千の舞台を選択した。初の洋芝になるが、鞍上は「走りづらそうな感じもなく、いいフットワークで走れていた」と問題なしを強調した。
ハンデは57・5キロ。池添は「重賞を獲っていないなか、少し見込まれたかな…」と思案顔。それでも「緩さが解消して精神的にも大人になっている。ここでタイトルを獲って、さらに
ステップアップしていきたい」と力を込める。好調
キズナ産駒の4歳馬が、北の大地で善戦マンからの脱却を図る。
提供:デイリースポーツ