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【AI予想・中京記念】年齢別では5歳馬が圧倒的な良績を残す! 条件好転で反撃必至の本命候補

  • 2024年07月15日(月) 19時00分
 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は日曜日の中京記念(GIII)のみとなりますので、小倉競馬場で行われる中京記念を取り上げます。まずは過去の傾向から。

 過去10年の中京記念での年齢別の成績を見ていきます。過去10年の中京記念では5歳馬が6勝2着7回3着4回と好成績を挙げています。単勝回収率347%、複勝回収率137%と期待値の面で見ても高い数値を残していますので、今年の中京記念でも5歳馬に注目して損はなさそうです。

 次いで4歳馬が1勝3着5回となっています。単勝や複勝の回収率はそれほど高くありませんが、複勝率は25%とまずまずの数値を残していますので、相手候補として一考する余地はありそうです。

 続いては、過去10年の中京記念における所属別成績です。過去10年の中京記念では関西馬が8勝2着8回3着9回と関東馬を圧倒しています。過去10年の中京記念は中京や小倉、阪神など様々な競馬場で開催されていますが、どれも関西圏かそれに近い競馬場となっています。関西馬は関東馬よりも輸送の負担が少なく、フレッシュな状態でレースに挑める事がこのような傾向になっている要因と考えられます。

 今年の中京記念も関西圏に近い小倉が舞台となりますので、過去の傾向からすると関東馬よりも関西馬の方が有利になりそうです。

 それでは早速ですが、今週の中京記念でAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆条件好転での反撃に期待

カテドラル

 近走は目立った成績を残せていない本馬ですが、小倉芝1800mに替わる今回は一変があっても不思議ではありません。小倉芝1800mでは21年と22年の中京記念、23年の小倉大賞典(GIII)でいずれも2着に好走していますし、この条件に高い適性があるのは証明済みです。3走前の小倉大賞典では7着に終わっていますが、上がりは最速を記録し着順以上の内容は見せています。

 3歳時にはNHKマイルC(GI)で3着に入っていますし、地力の高さはメンバー随一と言えるものがあります。今年で8歳となる高齢馬ですが、4走前から2走前は全て上がり2位以内の末脚を使えていますし、まだまだ年齢的な衰えは感じられません。追い込みを得意とする脚質ですので流れに左右されやすい面はありますが、末脚の活かせる展開になれば浮上する余地もあるのではないでしょうか。

エルトンバローズ

 近4走は目立った結果を残せていませんが、全てGIやGIIでハイレベルなメンバー相手だった事を考えれば致し方ない面はあります。それでも4走前にはマイルCS(GI)で4着と掲示板を確保していますし、馬券圏内には入っていませんが一線級相手に見せ場は作っています。

 昨年はラジオNIKKEI賞(GIII)で重賞初制覇を飾り、続く毎日王冠(GII)でも勝利を挙げています。このふたつのレースに共通するのは芝1800mであった事です。今回の中京記念も芝1800mで行われますし、GIIIで近走よりも相手関係は楽になっているのもプラス材料。実績のある距離でこのメンバーが相手であれば上位争いに加わって不思議はありません。

ニホンピロキーフ

 2走前のマイラーズC(GII)では重賞初挑戦ながら、GIでも好走歴のある馬を相手に3着と好走。重賞でも通用する能力がある事を証明しています。しかし、前走の鳴尾記念(GIII)では12着と惨敗。この時は外枠で前に壁を作れていませんでしたし、2走前のマイルから2000mへの距離延長という事もあり、道中は力みながらの追走に見えました。スムーズさを欠いた中での結果ですし、参考外の一戦と言えるのではないでしょうか。

 今回の舞台となる小倉では3戦3勝と好相性で高い適性を感じさせますし、前走の京都からのコース替わりは歓迎材料になるはずです。また、距離も2000mから1800mに短縮されますので、前走のように力みながら追走する事もなくなるはずです。ここは条件が好転していますし前回からの巻き返しにも期待できそうです。

 今回は以上となりますが、枠順確定後の週末版では枠番や調教時計、天候などが加味されます。現時点で浮上しなかった馬が急上昇する事もありますので、そちらも楽しみにお待ちください!

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