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【小倉新馬戦】グレインワーク 兄・アリーヴォに続く!水準以上の動き

スポニチ
  • 2024年07月16日(火) 05時30分
◇Road to 2025

 真夏の小倉で将来、楽しみな良血が初陣を迎える。小倉土曜5R(芝1800メートル)で注目を浴びるのがグレインワーク(牡=池添、父オルフェーヴル)だ。芝&ダートの双方で勝ち星がある母エスメラルディーナは14年関東オークス覇者。半兄アリーヴォは当地で22年小倉大賞典を含む全5勝を挙げ、同年の大阪杯で3着に入った。栗東入厩後は坂路&CWコース併用で乗り込まれており、水準以上の動きを披露している。

 最終週の小倉で期待の良血がベールを脱ぐ。グレインワーク母エスメラルディーナはダート交流重賞の14年関東オークス覇者で、その前に芝重賞のフィリーズレビューで3着に入っている。条件を問わず、早い時期から活躍した。JRA所属馬として初めて韓国に遠征した15年トゥクソムCでは当時、JRA所属前で韓国を拠点に騎乗していた藤井勘一郎元騎手とのタッグで勝った。半兄アリーヴォは小倉芝で22年小倉大賞典を含む全5勝を挙げ、同年の大阪杯では7番人気3着と好走。血統背景は優秀で、大きな可能性を秘めている。管理する池添師は「現状は特に課題がなく、言うことがない。とにかく素直で乗りやすい」と優等生ぶりを強調した。

 3月29日のゲート試験合格後はいったん放牧に出され、先月21日に栗東近郊のノーザンファームしがらきから帰厩した。ここ2週のCWコース追いは鞍上の松山を背に素質を感じさせる走り。10日の1週前追いはリズム重視の入りから直線で強めに追われると、ぐんと加速し僚馬スカイサーベイ(3歳1勝クラス)に半馬身先着した。6F81秒4にまとめ、ラスト2Fは11秒5→11秒7だから立派。指揮官は「全体時計は十分に出ているし、心肺機能も高い。いきなり動ける態勢です」と自信を口にする。

 母と兄も体は大きかったが同馬も馬体重は490キロ台の大柄。馬っぷりが良く、見栄えがいい。「折り合いはつくし、気性的にも小回りや距離は問題ないと思う。ゲートも普通に出るので、デビュー戦から期待している」。他にも昨年の京都新聞杯神戸新聞杯を制したサトノグランツの半弟ジュンライデン(牡=友道、父レイデオロ)など強敵はいるが来年クラシックを見据え、幸先のいいスタートを切りたい。

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