函館2歳Sで
サトノカルナバルの手綱を執り重賞初制覇を達成した
佐々木大輔騎手=美浦・
菊川正達厩舎=が17日、札幌競馬場で新馬などの追い切りに騎乗。札幌開催での更なる活躍を誓った。
重賞ジョッキーになっても「特に変わらずですね」と泰然自若の構えだが、「周りの人から『おめでとう』と、言っていただけたのはうれしかったです。特にレース後に(鮫島)克駿さんと(横山)和生さんが声をかけてくださったのは、一番うれしかったですね」と爽やかな笑顔を見せる。
昨年、史上最年少の19歳でリーディングを獲得した函館だが、今年序盤は減量が取れた影響もあり苦戦。それでも徐々に調子を取り戻し、終わってみれば12勝のリーディング2位と上々の活躍を見せた。「序盤に出走権利を取れた馬が後半に結果を出してくれたことが大きいですね」と、好
サイクルが結果に繫がったと分析。「減量があるうちは失敗が許される場合もありましたが、そういうハンデもなくなりました。しっかり1つ1つ大切に乗って、次の騎乗につなげていきたい。リーディングを取るというのは
モチベーションとしてありますし、札幌でも同じくらい勝てたらと思います」と、言葉に力を込めた。
スポーツ報知