待ちに待ったデビュー戦だ。今年の
宝塚記念を制した
ブローザホーンの半妹となる
リヴァイデント(牝3、美浦・
畠山吉宏厩舎)が、土曜福島3Rの3歳未勝利(牝・芝2000m)で初陣を迎える。
リヴァイデントは父
ブリックスアンドモルタル、
母オートクレール、母の
父デュランダルの血統。母は
JRAで50戦4勝。17年の
ヴィクトリアマイル(17着)にも出走している。そして半兄の
ブローザホーンは今年の
宝塚記念と
日経新春杯の覇者だ。
ここまでデビューが遅れたが、6月後半に入厩して以降、4週続けてWでの併せ馬を消化。時計も悪くなく、力を出せる態勢にはありそうだ。
この母系は遅咲きで、初勝利が遅れがち。母はデビュー13戦目の3歳9月の新潟、兄はデビュー9戦目の3歳6月の函館だった。そう考えると、妹も大成の可能性は十分にある。時期が時期だけに悠長なことは言っていられないので、既走馬相手でも好勝負、願わくは初陣Vといきたい。