重賞2勝の
セラフィックコールの半妹となる
テリオスララ(牝2、美浦・
田島俊明厩舎)が、日曜札幌5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビューする。
テリオスララは父
シスキン、
母シャンドランジュ、母の
父マンハッタンカフェの血統。父は19年のフェニックスS、20年の愛2000ギニーと愛G1を2勝。21年から社台SSで種牡馬となったが、最初のシーズンはケガで種付けを休止したため、現2歳は7頭しか血統登録されていない。そのうち唯一デビュー済みの
キトンインザスカイが鮮やかに新馬勝ちしている。
一方の母は未勝利だが、半兄の
セラフィックコールは昨年の
みやこS、今年の
ダイオライト記念の覇者。同じく
サンライズアースは今年の
すみれSを制し、
日本ダービーで4着だった。近親には
ヴィルシーナ、
シュヴァルグラン、
ヴィブロスのきょうだいなど、活躍馬がズラリと並ぶ。昨年のセレクトセール1歳では4800万円(税抜)の値が付いた。
美浦で乗り込まれてから、決戦の地・札幌へ移動した。今週は
鮫島克駿騎手がまたがり、芝で上々の時計をマーク。兄2頭に続く新馬勝ちが期待できそうだ。