小牧太騎手(栗東・フリー)は、本日の小倉12R・
モズアカボス(12番人気1着)が
JRA所属での最後の騎乗となった。小倉競馬最終レース終了後には、
小牧太騎手の
地方競馬移籍セレモニーが行われた。なお、同騎手は
地方競馬全国協会が実施した令和6年度第1回騎手免許試験に合格しており、来月1日付けで古巣・園田に復帰する。
【
小牧太騎手のコメント】
「かなりズブそうな馬だったので、積極的に乗っていこうと思って、やっぱり走る馬だなと思いました。セレモニー前のレースを勝利したことについて、重賞を勝ちたかったのですが、やっぱり横山くんには負けますね。
地方競馬移籍の決め手についてここ5、6年で騎乗もなかなか回ってこなくて、悔しい思いばっかりしていました。なんとか現役を続けていくためにはどのようなことをしていいか色々考えて、最後にちょっとふと気が付いて、また園田に戻って、園田だったら乗せてくれるんじゃないかなと思いました。体も元気で、まだまだ自分ではやれると思っていたので、第二の人生というか、新たな道ができて本当に良かったです。
合格通知が届いたときは嬉しいというか、多分受かるだろうとは思っていました。これから園田競馬で乗るわけですが、昔の
小牧太を皆さん思いながら見ていると思うので、昔の自分に負けないような騎乗ができるように切磋琢磨して、体を元に戻して頑張っている途中なので、園田で活躍したいと思っています。
たくさんの騎手仲間とね、アホなことばかり言って、僕も年齢を忘れる感じで皆と接していてこの若さを保てたのは、騎手の皆のおかげだと思っているので、本当楽しかったです。まだ引退式ではないので、園田で引退式をする時は皆さんぜひ来てください。
JRAの馬主さん、
JRAの関係者の皆さん、本当に長い間ありがとうございました。そして、騎手の皆も本当にありがとうございました。地方の試験に受かったということで、また他の若いジョッキーたちも新たな道ができたと思うので、僕を見ながら参考にしたら良いんじゃないですかと思います。これから
園田競馬場に行って頑張ろうと思うので、
園田競馬場にぜひ足を運んで、
小牧太を応援してください。お願いします」
(
JRAのホームページより)