8月18日(日)、札幌競馬場の芝2000mで行われる
札幌記念。ここへ出走を予定している、
ボッケリーニ(栗東・
池江泰寿厩舎)は7月16日にノーザン
ファームしがらきから栗東へ帰厩している。
今朝24日はレースに向けた、最初のCW追い切り。朝一番の時間帯に
ディープモンスターとともに入場。先行する形で進めて、向正面でのラップはゆったり。3コーナーあたりから少しスピードに乗り始めて、4コーナーから最後の直線で後ろも勢いに乗って、前へ迫ってくる。
ラスト1F標識手前で並びかけられたと思うと、そこで一気に交わされて1馬身ほど遅れる状態。そこから追われて、前との差を詰めていくもジリジリした脚色でゴールでは追いついたか遅れたかという微妙な体勢だった。
時計は6F86.2〜5F69.1〜4F53.1〜3F37.2〜2F22.6〜1F11.0秒。全体時計が遅いとはいえ、道中がきれいな加速ラップ。最後の直線に向いたところで一気に3秒も加速するラップだった割には相手に大きく離されることがなかったし、この季節でも体調に関しては良好といった印象の動きだった。
(取材・文:井内利彰)