船橋ダート1800mで行われた
ブルーバードCで3着した
バロンドール(栗東・
松永幹夫厩舎)。その後は
ヒヤシンスS6着、UAEダービー6着という戦績で休養。次走は8月4日(日)に新潟ダート1800mで行われる
レパードSへの出走を予定しており、今朝24日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
CWコースへ正面から入場して、
メルキオルを追走。向正面では少し頭を上げて、口を割るようなシーンも見せたが、何とかなだめて、その後はスムーズな走り。3コーナーに入ると一気に前に追いつき、少し行きたがっているようにも見えたが、その後の脚色を見るとそうではなく、コーナーでの加速能力が高いだけ。
4コーナーでも外を回っているので、最後の直線に向いたところでは脚色劣勢でもおかしくなかったが、一旦前に出られても、そこからしっかりと並びかけにいくだけの余裕はあった。こちらからはゴールでほぼ同時の入線に見えた。
時計は6F79.8〜5F65.0〜4F50.8〜3F36.9〜2F23.8〜1F12.3秒。これまでCW6F時計の自己ベストは今年3月にマークした80.9秒。これを1秒以上縮める自己ベストを更新しており、いかにも3歳馬らしい、成長力を見せるスピードある動きだった。海外遠征帰りとなるが、非常に良い状態でレースを迎えることができそう。
(取材・文:井内利彰)