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セイキュート(24日・竹村)
藤田晋氏の所有馬
セイキュート(牝2歳、栗東・四位、父
サトノダイヤモンド、
母スクールミストレス)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。リズム重視で上がりをサッと伸ばす内容。終始軽やかなフォームで、ゴール前のスピード感も十分…最後まで集中力を保ったまま駆け抜けた。まだそれほど目立つ時計は出していないが、着実に調教のピッチは上がっている。当歳セレクトセールで1億1550万円(税込み)の値がついた一頭だ。
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ブラックプレイズ(24日・浜口)
キタサンブラック産駒の
ブラックプレイズ(牡2歳、栗東・上村、
母スキャンパー)がこの日、ハロー(馬場整地)直後の栗東坂路で併せ馬を行い4F55秒4-12秒3を記録。鞍上の上村師をグイグイと引っ張るような豪快なアクションが実に印象的だった。フォーム、馬体の雰囲気ともに目を引く一頭で、かなりの将来性を秘めている。
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エンブロイダリー(24日・石堂)
6月東京の新馬戦は1番人気で2着だった
エンブロイダリー(牝2歳、美浦・森一)が、美浦坂路の併せ馬で4F53秒8-38秒3-11秒9を馬なりでマーク。この日、ラスト11秒台を記録したのは同馬だけで、数字と見た目の鋭さが連動していた。動きの質が向上しており、気配は申し分ない。土曜新潟1R・2歳未勝利(芝1800m)を予定している。
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アブキールベイ(24日・堀尾)
先週福島の新馬戦を制した
アブキールベイ(牝2歳、栗東・坂口)は、状態を見ながら小倉2歳S(9月1日・中京、芝1200m)を視野に入れて調整していく。「小柄で輸送減りを心配したが、現地に着いてからも思った以上にカイバを食べて輸送前より増えて出られたくらいだった。レースもうまく折り合っていい内容でした」と坂口助手はうなずいた。
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ペンカナプリンセスの2022(24日・石渡)
オープン特別を2勝した
トリコロールブルー、12年
セントライト記念3着馬
ダノンジェラートの弟にあたる
ペンカナプリンセスの2022(牡2歳、美浦・中舘、父
サトノアラジン)が入厩。この日は美浦坂路を16〜18秒台のキャンターで駆け上がった。全体的な幼さを残す一方、柔らかみのあるフットワークは好印象だ。
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提供:デイリースポーツ