サラブレッド1歳市場の「セレクションセール2024」が24日、北海道・新ひだか町の北海道市場で行われ、3日間に渡る開催を終了。3日目は173頭が上場され、内128頭が落札。売却総額は15億7410万円(税抜、以下同)で、売却率は73.0%だった。
最高額となったのは「
サンジョアンの2023」(牡、父
ルヴァンスレーヴ)。15年
チャンピオンズCをはじめ重賞6勝を挙げた
サンビスタが祖母にいる。「テイエム」の冠名で知られる竹園正継氏が5200万円で落札した。
牝馬で最も高値を付けたのは「
ギンマクノヒロインの2023」(牝、父
スワーヴリチャード)。伯父に09年の
東京新聞杯、富士Sを勝った
アブソリュートがいる。同じく竹園正継氏が3100万円で競り落とした。
全3日間を通じては484頭が上場され、内412頭が落札。売却総額は71億9760万円で、売却率85.1%となった。売却率は昨年より下がったが、総額では昨年を上回り過去最高となった(※昨年は2日間での開催)。今年の最高額は初日の
スターズアラインドの2023(牡、父
キズナ)で1億円。セール史上歴代2位の記録となった。