18年の
共同通信杯を制した
オウケンムーン(牡9、美浦・
岩戸孝樹厩舎)が26日、
JRAの競走馬登録を抹消された。今後は
地方競馬に移籍する予定。
JRAが同日、ホームページで発表した。
同馬は父
オウケンブルースリ、
母ムーンフェイズ、母の
父エリシオの血統。伯父に97年の
青葉賞(GIII)を制した
トキオエクセレント、03年の
中京記念と産経
大阪杯を勝った
タガノマイバッハがいる。
17年8月の新潟競馬場の2歳新馬戦でデビューを迎え、翌月に同競馬場で行われた未勝利戦を快勝。さらに年明け1月に中山の条件戦、2月の
共同通信杯と3連勝でタイトルを手に入れ、クラシックの有力候補にも名乗り出た。
秋に古馬と合流した後は、芝の中長距離を中心に使われ、20年の
オクトーバーSで3着、21年の
札幌日経OPで5着、丹頂Sで4着などの実績。昨年は障害にもチャレンジし、入障2戦目で2着と好走した。今年7月に福島で行われた
ジュライSが
JRAでのラストランとなり、通算成績は23戦3勝(うち重賞1勝)。
(
JRAのホームページより)